片頭痛発症の仕組み

片頭痛治療片頭痛とは何か⇒発症の仕組み


片頭痛とは何か


片頭痛の起こるメカニズムを知る

波打つ痛みが特長の片頭痛←|→特長的な症状

片頭痛の発症に関しては、従来より色々な説がありました。
血管が収縮した後急激に拡張すると言う血管説。セロトニンなどの神経炎症物質を原因とする
神経説などが代表格です。

血管のアレルギー、ウィルス、ホルモンなど色々ありましたが、全てを説明するのは困難でした。
現在では、血管説と神経説を併せた三叉神経血管説が最も有力です。

この病気の発症の仕組みを知ると、正しい対処法も解ります。




片頭痛は三叉神経と脳の血管で起こる


原因

脳の血管は、常に収縮・拡張して脳の血流量が一定になる様に調整しています。
この役割を担っているのが血小板から出される神経伝達物質の「セロトニン」です。

@セロトニンはストレスを感じた時などに血管内に大量に放出されます。

Aセロトニンの大量放出が続くと脳の血管は収縮します。

Bセロトニンが出尽くしてしまうと、反動として今度は脳の血管は急激に拡張します。

C血管壁に炎症が起こり、血管を取巻く三叉神経が圧迫され痛み物質が放出されます。


現在解明されている、痛みのメカニズムです。

この病気が恐い理由は炎症物質が放出され続け、脳神経細胞に影響を与え続ける事です。

鎮痛剤で痛みはブロックできます。しかし炎症物質の放出は続きます。
正しい片頭痛の対処法は血管拡張を元に戻す事です。


ストレスが開放された時や暑い夏に発症しやすい


上のメカニズムと照らし合わせると分かり易いと思います。血管が急激に拡張すると危ないと言う事です。ストレスを受けると血管は収縮しています。

これが開放された時、血管は一気に拡張します。辛い仕事が終った週末や休日に集中して発作が起こります。

また、体が温かい春〜夏にかけては注意が必要です。血管が拡張し易いからです。


睡眠中も油断できない片頭痛


休日に睡眠不足を補う為に行なう寝貯めも大変危険です。休日でも早く起きて規則正しい生活が必要になります。

また、片頭痛の発作は睡眠中に起こる事もあります。

片頭痛をお持ちの方は、明け方に発作に襲われた経験が有ると思います。
睡眠には緊張したレム睡眠と、リラックスしたノンレム睡眠があり、一晩で繰り返しています。

ノンレム睡眠の終盤の明け方に発作が襲う事があります。起床時や明け方に痛みます。

繰り返しますが、片頭痛治は拡張した脳血管を元に戻すことです。
正しく片頭痛を治療しないと、脳の異常興奮は続くからです。



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関連記事


辛い片頭痛治したいあなたへ
片頭痛の痛みは、動けないほど激しい事もあり、痛みの最中に頭を動かしただけでも痛みが悪化します。
最近の研究では、片頭痛はとにかく痛まない様にする事で、頭痛頻度が下がる事が解ってきました。
頭痛体操などで、痛む前に対処する事が重要とされています。
又、片頭痛は治療が必要である事は、本人も無理解。
さらに、経験の無い人からは辛さを解って貰えない。もうダブルパンチの辛さ。
また治療しない理由の1つに肩凝りがあげられるのも要因。
片頭痛の予兆では肩凝りを伴う事があります。
折角、病院を訪ねても、これを肩凝りが原因の頭痛と診断された率も80%以上。
片頭痛の特長的な症状
片頭痛とは、単に頭が痛くなるだけではなく、痛みの奥では大脳が興奮症状を起こしているもので有る事が判っています。
だから正しい対処が重要になります。
興奮症状は、先ず大脳の後ろにある後頭葉からはじまり、時間とともにゆっくりと前方へ向ってゆきます。
興奮症状が強い時には痛みが起こる直前に閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる歯車に似たギザギザした閃光が出現します。出現率は1〜2割です。
しかし、この様な閃輝暗点が出現したにも関わらず、痛みが起こらない事があります。
しかし、これも紛れのない片頭痛です。
閃輝暗点を伴う片頭痛経験のある高齢の男性に見られます。
肩凝りが治療を誤らせる
片頭痛の前兆症状の1つに「肩凝り」があります。このため、自分は肩凝りが原因のものだと 思い込んでいる人もいます。
ですので、良く調べてもらったら片頭痛だったと言うことも良くあります。
片頭痛にも予兆で肩凝りが起こるのが最大の混乱の元です。
自己判断せずに、治療の専門医の診察を一度受けて見ませんか。
肩凝りによる痛みだと思い込み、強い鎮痛剤を服用しさらに痛みが悪化。
専門医による診察を受ける機会を一度は作りましょう。
片頭痛治療しなかった結果
脳過敏症候群は、片頭痛を治療せずに放置した結果で起こります。
この症状は高齢者に発症することから、認知症の初期段階と間違われる事もあります。
50代以降になって、性格や顔つきが変ってきたら、過去片頭痛もちで有ったか要確認です。
また片頭痛を市販鎮痛剤で凌ぎ治療して来なかったかもポイントになります。
また、元々は温厚だった人が、歳をとってから顔付きが険しくなり、攻撃的で怒りっぽくなる事があります。
認知症の始まりだと周囲は思いますが、過去の片頭痛を治療しないで来た結果の疑いも濃厚です。
頭や手にあるツボ
片頭痛以外の頭痛に効くツボも数多く知られています。頭部だけで無く、腕や手、足にもツボが多く有ります。
なじみがあり効果の大きいツボの頭部、手、足を紹介します。
現在、片頭痛の治療中でも治療の邪魔はしません。
・凡その位置で構いませんので、指で円を描くようにゆっくり、じわーと押さえます。
・力加減は気持ち良い程度に行います。
・1箇所10秒程度で2回くらい行います。
・慣れたら、ピンポイントで場所を狙って下さい。
脳動脈瘤奇形、脳症、モヤモヤ病
脳の血管の奇形で、脳血管撮影では「わた菓子」の様にフンワリとした血管の塊として写しだされる。
血管の奇形部分は出血しやすく、くも膜下出血の原因の1割程度が脳動脈奇形からの出血によるもの。
脳動脈瘤のほとんどは脳内出血を起こさないが、脳動脈瘤奇形はくも膜下出血だけで無く、脳内出血も起こす。
出血は30代に多く、男女比では2:1で男性に多い。
若年層の脳出血をみたら脳動脈瘤奇形を最初に疑う。