トリプタンの種類と特長←|→妊娠・授乳中の服薬
■トリプタンは片頭痛の初期段階で使う■
片頭痛がピークを迎えた段階でトリプタンを服用してもほとんど効果が無いとされています。
最も効果的な服用タイミングは発作のごく初期段階です。
但し痛みの感じ方には個人差が大きいため、服用の目安としては随伴症状(吐き気、嘔吐、光や音・匂いに過敏になる)の段階で服用するのが目安となります。
ナラトリプタン(アマージ)は効果で出るまでに時間が掛かるため服用のタイミングをやや早める必要が有ります。
ナラトリプタン服用の目安は予兆の肩凝りの段階がベストです。
片頭痛の予兆は大抵の人に出現し、首や肩の凝り、目の奥と繋がった様な肩の凝りを訴えるのが一番
多い予兆症状です。
■アロディニアも目安■
また、トリプタン服用のタイミングの目安として片頭痛の異痛症(アロディニア)も挙げられます。
目の周りや頭皮の違和感が感じられる早期アロディニアの段階で服用するのも目安となります。
異痛症(アロディニア)は片頭痛の人の7〜8割に出現する症状ですので結構該当する人が多いと思います。
タイミングとは話しがズレますが、異なる種類のトリプタンを飲む場合には24時間空ける必要があります。
同じ種類のトリプタンを連用する場合には2時間(アマージは4時間)の時間を空ける必要があります。