鎮痛剤で処置する時の注意

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片頭痛の特長


片頭痛で鎮痛剤を使用する場合の注意

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日本人は片頭痛に鎮痛剤を連用する


鎮痛剤 いろいろな質問サイトをみると「片頭痛に良い鎮痛剤は何ですか」的な質問が多くて驚きます。
また片頭痛の根本対策になってない事をしっている人が余りにも少ないのに驚きます。



病院で治療が必要な本物の病気であることなど思いもよらない事でしょう。
鎮痛剤は治療薬ではない。これが日本で周知されるまでにはまだ時間かかるでしょう。

片頭痛だけでなく頭部に関する認識の低さが日本の風土・特長ですから。

片頭痛の人は元々低血圧の傾向にありますが、数十年にわたって鎮痛剤を服用し続けていると、高血圧に移行しやすくなります。

これは、鎮痛剤の成分が血小板に含まれる血管を拡張させる物質を押さえ込んでしまうからです。

また、片頭痛の人は胃潰瘍や胃がんを引き起こすピロリ菌の保菌者が多い傾向にあります。

これは、鎮痛剤の飲みすぎで胃が荒れピロリ菌が繁殖しやすい為と考えられています。

日本人が鎮痛剤を連用している事を物語っています。

鎮痛剤の選び方



止む無く片頭痛で痛み止めを使う場合には単一成分のものを選び、服用は1ヶ月10回以内に留める注意が必要です。

市販鎮痛剤には成分が複数配合されているものが多いですが単一成分のものも市販されています。
また、月に数回以上服用する場合は無水カフェインを含まないものを選ぶ事も必要です。

成分や無水カフェインはパッケージに書かれています。

米国ではカフェインに対する社会の理解がある為、同じ製品の鎮痛剤でも無水カフェインの含有量の異なるものが有って選べる様になっています。

無水カフェインの依存を防ぐ為の措置です。

日本では栄養ドリンクや清涼飲料水にも無水カフェインを含む製品があるため、鎮痛剤を服用する場合には、これらのものからも無水カフェインを摂り過ぎない様にする注意も必要です。